本音でトーク!子育てママ座談会。(koezukaプロジェクト)

姫路発祥のアパレルkoezuka様のブランドリニューアルプロジェクト。

今後の大切なお客様となる女性層、特に子育てママ世代のリアルな声を聴くために座談会を実施しました。


座談会(グループインタビュー)とは、主に商品開発や出店計画におけるマーケティングの一環として行われる、想定ターゲット層のグループヒアリングです。

ファシリテーター(司会)を中心に座談会形式をとることで自由な発言が促され、単独の対面調査では引き出しにくい本音が出てくることが期待されます。

 

今回は、店舗リニューアル中の広畑店が舞台。

8名の子連れママさんにまず広畑店で買い物をしていただいてから、場所を移して座談会がスタートしました。

 

司会はわたし山口。

最初のテーマは「今日買ったもの、あるいは何も買わなかった理由」

 

「こども用のお弁当箱を買いました。品揃えもよくて幅広い世代にも対応しているのが良いと思いました。あと・・・」

 

社長、副社長も同席ということもあってか、どこか遠慮が感じられる雰囲気。

一石投じてみました。

「貴重なご意見ありがとうございます。本日は、事前にお伝えしていましたとおり、ざっくばらんに、感じたことをお話していただけたらと思っておりますので・・・」

「質問を変えます。広畑店の良いところ、そして悪いところを教えてください」

 

ここから風向きが変わり、堰を切ったように次々と意見が出てきました。

 

「実は前から思っていたんですけど・・・」

「本当にすみません。わたしにとってはちょっと・・・」

「koezukaさんはターゲットをどこに絞ろうとしてるんですか」

 

「本音でお願いします」と言ったこちらがドギマギしてしまうほど、鋭い指摘の数々。

koezukaさんの話題のみならず、姫路で暮らす子育て世代のライフスタイルについてもリアルな声を聴かせていただき、たいへん実りのある会となりました。

(「子どもが小さいうちはエスカレーターではなくエレベーター移動」「調べごとは基本スマホ。パソコンは年賀状を作成する時ぐらいしか使わない」 .etc)


後日の月例会議の中で、座談会レポートを提出。

改めて、やるべきこと、できることを洗い出していきました。

途中から広畑店店長も加わり、問題意識を社内でもっと共有するべきではという議論にも。

もしかしたら、社内版・座談会が実現するかもしれません。

 

またInstagramでの投稿を見て、同業他社さんからも問い合わせがあったそうです。

 

未来を真剣に想うからこその、経営陣みずからのアクション。

必ずポジティブな結果がついてくると思います。

 

▼koezukaさんブログ記事

【お知らせ】子育てママさん座談会を開催しました!(2018.4.6)

副社長作成。充実した内容となりご満足いただけたようです。

 

〈参考〉koezuka(こえづか衣料株式会社)について

過去記事(18.2.9)