数年前から、神河町役場のPRツール制作を承っています。
最初のお仕事がこの「空き屋再生プロジェクト」でした。
兵庫県中央部に位置し、県内でもっとも人口が少ない町(約12,000人)。
全国の地方自治体の例にもれず過疎化と高齢化により空き家が増加する中、神河町は「空き家バンク」を設けるなどして積極的に利活用に取り組んできています。
2015年当時、その成果として空き家を改修した店を紹介する冊子が存在。
担当者みずからパソコンでが作っておられました。(エクセル等で作成したデータを印刷会社へ入稿・・)
地域住民や地元の職人を巻き込んだ空き家再生の取り組みは、全国的に見ても先進的な事例。
また空き家バンクを通した移住者が100名近くにのぼるなど県下トップクラスの実績を誇っていることも、もっと前面にアピールすべきだと思われました。
そこで、空き家活用の店紹介にとどまらず、自治体の先進的な姿勢と長年の実績を一連のストーリーとして紹介することを提案。
実例として店舗を紐付けることでグルメガイド的機能も持たせました。
保存版(?)として、2018年現在も神河町役場で配布中。
その後も新しいお店が登場しています。
県内屈指の実績を持つ、神河町の空き家再生の取り組みにご注目ください。