創業家ファミリーそれぞれの想いを、ひとつの形に。
当初は姫路方面のクライアントが中心でしたが、神河町への事務所移転に伴いクライアントのエリアが徐々に北上。
ついに(?)、地元長谷地区の歴史ある工務店さんのお仕事をさせていただくことになりました。
オーダーは、公式サイトの新規制作等。
町役場の仕事はさせていただいてきたものの民間企業は初。
正直に言って、大きなプレッシャーがありました。
タナカ建築さんは、旧大河内町時代から40年近い歴史を重ねてきた地域密着の工務店。
誠実な仕事ぶりで知られ
「タナカさんに頼んどいたら間違いない」と大きな信頼を生んでいます。
創業者である秀夫さん、奥様、長女、長男、次男、娘婿まで会社のメンバーという、まさに「家族経営」。
公式サイトやSNSアカウントはいっさい無し。
いわゆるクチコミで仕事が途切れない、ある意味理想的な営業形態。
ただ今後の事業承継も見据え、新たな若い顧客層の獲得や購入検討者への後押しを期待して、公式サイトを構築されたいとのご要望でした。
プロジェクトスタート
40年近い歴史がありながらロゴもサイトも無い状態。
ブランド価値をどう可視化するか。
まさに一から手探りの作業。
ご依頼内容はあくまでサイト制作ですが、そこに入れるロゴの考え方、あるいはサイトマップや内容の議論を詰めていくと、必然的に行き着くテーマは「会社のこれまでとこれから」。
- 会社の強み(選ばれてきている理由)
- 今後の会社の顔となる人物
- 獲得したいイメージ .etc
また実務面では、情報発信業務が生まれることによる役割分担の見直し等。
プロジェクトの初期段階は担当者を決めて進行にあたってくださっていましたが、ロゴだけでも様々な問題提起が生まれます。
議論が難航し、結果的にファミリー全員参加の”家族会議”に同席させていただくことにもなりました。
数多の案の中から軸となるロゴの方向性が決まり、ブラッシュアップして無事完成。
ひとつひとつの住まいが、次の歴史につながっていく、というイメージ。
企業の力強さと躍動感を感じさせる暖色系のカラーリングとゴシック体でまとめました。
サイトについては納品後自社で更新をされたいとのご要望だったため、WordPressで構築。(もちろんスマートフォン対応です)
管理画面の対面レクチャーも行いました。
社屋入り口には新しい看板。
玄関にはロゴシール。
工務店らしい工場(こうば)の風格に、明るくフレンドリーな雰囲気が加わりました。
公式サイト経由で、さっそく問い合わせも来ている模様。
タナカ建築ファミリーの今後ますますの団結と発展をお祈りしています。
Column
補助金も活用しましょう!
タナカ建築さんはこの度、商工会連合会が主催する小規模事業者持続化補助金を活用されました。
最大50万円、広報費全般にも使用できる使い勝手の良い定番の補助金です。
今年度は事務局がちょっと色々あって開始が遅れましたが、商工会連合会地区でも公募がスタートしています。
「小規模事業者持続化補助金」は、資金や人材といった経営資源に大きな制約があることに加え、商圏や取り扱う商品・サービスが限定されており、人口減少による需要減少の影響を大きく受ける小規模事業者に対し、経営計画の作成支援と一体となった販路開拓支援を行い、生産性の向上を図ることを目的とし、原則50万円を上限に国から補助金(補助率:2/3)を交付する制度です。
【公募期間】 令和元年5月22日(水)~6月28日(金) 〈 1次締切 〉
~7月31日(水) 〈 2次締切 〉
その他、国や県の事業承継関係の補助金情報もいくらかストックしておりますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。